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ロシア連邦
Russian Federation |
地域 |
欧州(NIS諸国を含む) |
国際電話国番号 |
7 |
言語 |
ロシア語 |
日本との時差 |
-6時間 |
人口 |
1億4,275万人(2006年1月現在)(参考:ソ連:2億8,862万4千人/1990年1月1日) |
面積 |
約1,707万平方キロメートル(日本の45倍、米国の2倍近く) (参考:ソ連:約2,240万平方キロメートル 日本の60倍) |
歴史/略史 |
ロシア国家の起源は、9世紀にノルマン人の首長リューリックがノヴゴロドに来て、「ルーシの国」を建てたことに始まる。13世紀にはモンゴルの支配を受けたが、やがてモスクワ大公国が台頭し、15世紀のイワン雷帝の時にモンゴル支配を克服。雷帝の死後、動乱時代を経てロマノフ朝成立。ピョートル大帝(1682年即位)の時代にロシア帝国の基礎が築かれる。この帝国は、1917年2月の革命により崩壊し、代わって同年10月の革命でレーニン率いるボリシェビキがソヴィエト政権を樹立。その後周辺諸国を加えて1922年にソヴィエト連邦(ソ連)が成立。
このソ連は、共産党の一党支配を基盤とする社会主義国家として1960-1980年代には米国と覇権を競うまでになったが、経済・社会は停滞。このような状況を打開するべく、1980年代後半に登場したゴルバチョフ書記長の指導の下に「ペレストロイカ(建て直し)」政策が進められたが、国内の混乱を招き、共産党支配が揺らぎ始めた。そして、1991年8月の政変を契機として一気に崩壊が始まり、同年12月に解体。このソ連を引き継いだのは、エリツィン大統領(1931-2007)が率いるロシア連邦で、同大統領は民主化と市場経済化のための大胆な改革に着手したが、多くの困難を伴い、結局1999年末に任期終了を待たずに辞任した。その後2000年3月の大統領選挙でプーチンが勝利し、同年5月に第二代大統領に就任した。同大統領は、市場経済化の路線とともに、混乱した政治状況を収束させるべく縦の権力体制の構築を進め、政治的安定を達成。2004年3月14日の大統領選挙で70%以上の圧倒的得票率で再選され、同年5月に2期目の任期に入った。
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その他 |
ロシア正教が最も優勢であるが、イスラム教、仏教、ユダヤ教等多数の宗教がある。
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